2017年03月24日

エイジレスの116回 カロテノイドでアイケア!目のリターンエイジング


 中高年という年齢に差し掛かってくると、色んな理由で、老化を感じておられることと思いますが、「老眼」という現象は、身体の衰えがはっきりとわかる現象の一つかと思います。


 で、対処方法としては、メガネを買ったり、目のマッサージをしたり、目薬を差したりなど、対症療法的なやり方が一般的かと思います。


 そこで、今回は、生命科学的観点から、老眼を「遅らせる」、「止める」、「若返らせる」方法について、お話したいと思います。



老眼とは?


 老視とは、年をとるにしたがって近くの物が見えにくくなる病気です。


 病気なので、色々と症状が出てきます。


 ・本や新聞の字が見えにくい

 ・眼が疲れやすい

 ・頭痛・眼痛

 ・肩こり

 ・素早くピントが合わせられない


など、多少自覚がある方なら、ご経験されたことがあるかと思います。


主な原因としては、


 ・年齢とともに水晶体が硬くなり変形しにくくなることや、

 ・目の筋肉である毛様体筋の働きが悪くなる


ことです。


 つまり、水晶体が柔らかくなって、毛様体筋がスムーズに動くようになると、目のリターンエイジングになるということです。(※実際は、言うほど簡単ではないのですが・・)



生命科学的対処方法


 「見る」という行為には、大まかに分けて、次の3段階の過程を踏んでいます。


1.対象物に眼球を向ける


2.角膜と水晶によって、ピントを合わせる

 ・角膜が、コースフォーカス

 ・水晶体が、ファインフォーカス

を行う。


3.網膜に写った画像を脳に送る


で、「見る」という動作の内、コースフォーカスが8割を占めると言われています。


なので、何と言っても、目の筋肉がスムーズに動くことが重要ですが、実は、筋肉の動きを妨げているのが水晶体です。


 水晶体が固くなると、水晶体の周りの筋肉も動きづらくなるため、結果的に、良く見えないということになるようです。



 そこで、筋肉と水晶体にとって、必要な栄養素をたくさん摂取して、目のリターンエイジングを目指すのが、よろしいかと思います。運が良ければ、ホントに目が若返るかもしれません。



目に良い栄養素



 筋肉と言えば、プロテイン(たんぱく質)ですが、別に、目の筋トレをするわけではないので、目だけ考えるなら、特に意識する必要はないかと思います。



1.ビタミンB群


 ビタミンBには、B1、B2、B3、B6、B12などがあり総称してビタミンB群と言います。

 体内の代謝に不可欠な物質で、筋肉には必須のビタミンです。


 全てのビタミンについても言えるのですが、特に、ビタミンB群は不足しがちな栄養素なので、日頃から、意識して摂取されることをお勧めします。


野菜類、牛レバー、鶏レバー、カキ、さんま、あさり、にしん、牛乳がお勧めです。



2.ミネラル


 12種類の主要元素と15種類の微量元素のことを必須元素と言います。どれか一つでも不足すると、代謝が低下して、老化が進んだり、病気になったりしますが、全て、完璧な方は少ないかと思います。



 ビタミンにしてもミネラルにしても、今まで不足していたものが充足されるだけでも、老化が遅くなりますので、意識して摂取されることをお勧めします。


海藻、キノコ、納豆、ホウレンソウ、魚介類、雑穀がお勧めです。



(ここからが、特に重要です)


3.ルテイン


ルテインは、600種以上知られているカロテノイドのうちの一つ。


カロテノイドとは、黄、橙、赤色などを示す天然色素で、750種類ほど見つかっています。


 抗酸化作用やビタミンAの前駆体となるほか、近年ではがんや心臓病の予防効果も報告されています。


 ルテインは、生体内では酸化防止剤として作用し、青色光を吸収する作用があり、加齢黄斑変性症や白内障を予防する効果があると言われています。


 元々体内にある物質ですが、体内で合成することができないため、食事による摂取が必要です。不足すると、目を守る作用が低下していきます。


1日に必要な摂取量は6mgです。


ケール、ホウレンソウ、ブロッコリー、芽キャベツ、キャベツ、インゲンなどに多く含まれます。


ホウレンソウ100g中に含まれるルテインの料は10.2mgで、他の野菜に比べてかなりの量のルテインが含まれています。


ルテインは、水には溶けませんので、必ず、油と一緒に摂取してください。


また、熱には極めて強いので、安心して調理ください。


ルテインの体内での持続時間は、50日程度と言われています。ある程度、まとめ食いでもOKです。



4.ゼアキサンチン


 ゼアキサンチン は、目の網膜に含まれるカロテノイドの一種です。


 黄斑中央部において、ゼアキサンチンは主要な構成物質で、網膜周辺部位ではルテインが主要な構成物質です。


 ルテインとゼアキサンチンは、独特の化学構造を持っており、互いに異性体の関係であるにありますが、呼び方がかなり違います。


 ルテイン同様、目を守る働きをしていますので、不足すると、目の老化が促進されます。


ゼアキサンチンの一日の摂取量の目安は、ルテインと同じく6mgです。


ゼアキサンチンも、水には溶けないので、油と一緒に摂取してください。


 ゼアキサンチンは、ほうれん草やパプリカ、ブロッコリーといった野菜類、トウモロコシ、パパイヤ、マンゴーなどの黄色い食材に多く含まれています。


 ほうれん草やブロッコリーにはルティンも多く含まれていますから、目に不安がある人は積極的に摂取するといいと思います。


 特にパプリカには100gあたり1608μgとダントツに多いゼアキサンチンが含まれています。



ということで、目のリターンエイジングとまではいかないかもしれませんが、不足していた栄養素が充足するだけでも、随分と変わってくることもありますので、頑張って食べて下さい。



 栄養を補給したら、目のマッサージや目の体操で、水晶体の柔軟性を高めるとより効果的かと思いますが、ネットの情報よりも、専門の眼科のお医者さんから教えてもらって方が、安全で、効果的かと思います。


お大事に!


posted by エイジングレス at 09:09| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | エイジングレス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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