2017年03月16日

エイジングレスの108回 パンをしばらく放置すると、ガン予防になる?


スマホで、ニュース記事を見ていたら、「パンをしばらく放置すると、ガン予防になる?」という記事がありましたので、テーマにしました。


 以前、「第20回 ダイエット中でも、スイーツ爆食の言い訳にも使える?レジスタントスターチの効能」というダイエットを目的とした記事を書いたことがあったのですが、研究が進んで、ガン予防にも効果があるとの話です。


 こんな記事です。
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 オーストラリア・ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)の化学者がFood Chemistryに発表した研究によると、パンをさまざまな温度で一週間ぐらい保存してデンプンの結晶化を調べたところ、もっとも結晶化が進んだのは、約3℃で冷やしたパンだったそうです。

 冷蔵庫のたまごや牛乳なんかを入れておく冷蔵室ぐらいの温度ですね。デンプンは結晶化すると、レジスタントスターチに変わります。

 食べても人の小腸では消化されにくい構造なので、そのまま大腸へと進み、腸内菌のエサになります。

 レジスタントスターチをたらふく食べた腸内菌は、酪酸やプロピオン酸などの体によい化学物質をせっせと作り出し、PLOSに掲載されている研究によると、肥満を予防したり、ホルモン分泌を促して、腸内環境を整えたりすることがわかっています。

 さらにTrends in Food Science & Technology掲載の研究では、大腸の粘膜細胞を健全に保ち、がんにつながる恐れのある細胞分裂の連鎖を止めたり、減らしたりすることが解明されており、結腸がんの予防に役立つ可能性が指摘されています。
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ウィキペディアによると、
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 レジスタントスターチはでんぷんでありながら、エネルギーになりにくく、整腸作用や生活習慣病の予防効果があるとされている食品中の成分であり、食物繊維の一種である。

 食物繊維の中でも、腸内細菌に対して良い影響を与える効果があり、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の特性をあわせ持っているなど、ユニークな機能を有している。
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レジスタントスターチの種類

1・消化酵素が、でんぷんまで届かないもの(雑穀)

2・でんぷんの粒子自体が消化されにくいもの(でんぷんの一定割合はこれ)

3・一度加熱されたでんぷんが再結晶して消化されにくくなったもの(冷やしたパン)

4・ 加工デンプンで消化酵素が作用しにくくなったもの


 前述の記事は、2番目、3番目のでんぷんの話です。

 従って、元々、レジスタントスターチを多く含む食品を食べるか、一度加熱した後に、冷蔵庫に入れて冷やしてレジスタントスターチを増やすと、記事のような効果が期待できます。

 注意点としては、冷やしてレジスタントスターチを増やしても、温めなおすと、かなりのレジスタントスターチが元のでんぷんに戻ります。

 食味的には、おいしくないこともありますが、冷たいまま、若しくは、常温程度で食べるのが、美容と健康にはいいです。

 
お勧めのメニューは、

 冷やしそば、冷やし中華、冷やしソーメン、冷やしラーメン
 一度冷蔵庫で冷やしたおにぎりやパン
 冷蔵庫で冷やしたケーキ、和菓子
 バナナ、コーフレーク、ポテトチップス

です。

 意外と、身近にありますので、ダイエットのためにも頑張ってください。
 但し、わかっておられると思いますが、食べ過ぎ注意です。


posted by エイジングレス at 09:09| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | エイジングレス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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