2017年02月04日

エイジングレスの第70回 若返り薬と言われた薬たちの今 (レスベラトロール編)

第70回 若返り薬と言われた薬たちの今 (レスベラトロール編)


 アンチエイジング、エイジングレス、エイジングケア、リターンエイジングなど、若返りや不老不死に対する人類の欲望は、昔からあった話ですが、生命科学の世界でも古くからの研究課題でもあり、現在でも、最先端の分野でもあります。

 iPS細胞のように、細胞の初期化なんていうのは、究極の若返り技術ですが、これまでの若返り技術は、全て、細胞レベルの話でして、ベニクラゲのような生体レベルでの若返り技術は、なかなかハードルが高いようです。

 とは言え、20年ほど前から、若返り薬の話題が出ては消えを繰り返していて、ブームになったこともあったのですが、その後、否定的な研究報告が出て、忘れられてしまった「元若返り薬」について、気になったので、調べてみたところ、研究の方は、脈々と続いていましたので、有望なものについて、お伝えしたいと思います。

話題の美容成分NMN配合



レスベラトロール

 以下、10年ほど前に筆者自身が記載したブログの内容です。世界的に、赤ワインがバカ売れしたそうです。

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 ピーナッツの渋皮やブドウの果皮、ブドウから作られる赤ワイン、白ワインに含まれている最も注目を集めている,健康機能性成分で、天然の抗酸化物質であるポリフェノールの1種です。

 レスベラトロールにはLDL(悪玉)コレステロールの酸化や血小板の凝集を抑制する働きにより、動脈硬化や血栓形成を防ぎ心筋梗塞や脳卒中のリスクを下げる抗酸化効果が認められています。

 また、細胞の寿命を決めるテロメアDNAに間接的に作用して、寿命を伸ばす働きがある事も現在判明しています。
 
 2006年11月初旬,米国ハーバード大学と米国立老化研究所(NIA)の研究者から画期的な研究結果が報告され、ニューヨーク・タイムズ紙やAP通信も大々的に伝えました。米国ハーバード大学のD・シンクレア博士たちは,レスベラトロールを肥満のマウスに大量に投与したところ、肥満による悪影響が減少し,寿命が延びることが認められたのです。

 フレンチ・パラドックスという言葉がありますが、フランス人はヨーロッパで最も多くの肉やチーズ等の高脂肪・高カロリーの食事を楽しんでいるのにも関わらず、その平均寿命はヨーロッパで一番長い.... これがフレンチ・パラドックスと呼ばれる謎です。

 フランス人はなぜ長生きなのでしょうか? なぜ同じ様に高脂肪・高カロリーの食習慣のアメリカ人よりも心臓病等になる確率が低いのでしょうか?

女子力低下が気になる方に!



 ニューヨーク・タイムズ紙ではフランス人の赤ワインの消費量は世界一で、この赤ワインに含まれるレスベラトロールがこの謎を部分的に説明するのではないかと推測しています。(レスベラトロールはブドウやピーナッツなどの食用植物に含まれており、特に赤ワインはレスベラトロールの主要な供給源です)。

 ただし、このマウスの実験で投与したレスベラトロールの量は、赤ワイン等で一般的に摂取が可能な量ではなく、平均的な体型の成人に当てはめると1日あたり 500 mgになります。ちなみにグラス一杯の赤ワイン 240mL は、約 640mcg のレスベラトロールを含み、一握りのピーナッツは、約 73mcg のレスベラトロールを含みます。

 赤ワインはレスベラトーロールの主要な供給源ですが、アルコールの摂取には肝臓疾患などのリスクが伴います。尚、現段階では最適な摂取量はまだ分かっていませんが、現在アメリカで流通しているレスベラトロールのサプリメントは100mg 前後の物が一般的で、一日に100mgから200mgの摂取が推奨されています。

 また現時点ではレスベラトロールの副作用は報告されていません。 より安全で効果的なレスベラトロールの摂取は、サプリメントの利用がベストと言えるでしょう。


更に注目のレスベラトロールの抗癌効果について

 レスベラトロールが世界的に注目を集めたのは、イリノイ大学の研究で初発期から悪性化まで癌のいずれステージにおいても作用が確認され、マウスを用いた皮膚発ガンモデル実験では98%もの癌抑制効果が認められました。この研究により、レスベラトロールはガン予防物質として大きな期待が寄せられる様になりました。

 そして、イギリスでは、そのメカニズムを解明するに至ったと発表しました。イギリスのレスター州のデ・モントフォート大学でこの研究を主導したゲイリー・ポッター教授によると、

「我々が開発した腫瘍を攻撃する物質と、既に知られている自然物質、レスベラトロールの化学的相似性に気付き、それならば後者も同じく強い抗ガン性をもつのでは、と考えた。腫瘍細胞中に存在するCYP1B1という酵素が、レスベラトロールを代謝すると同時にピセアタンノールという、ガン細胞を死滅させる高い毒性を持つ物質に変化させることが判明した。

 そしてレスベラトロールからピセアタンノールへの変化は、腫瘍細胞中でしか発生せず、ピセアタンノールが滞留した部位では、健全な細胞はまったく無傷のままで、ガン細胞のみが死滅するという結果を見るに至った」という結果報告がされており、今後の更なる研究に大きな期待が寄せられています。
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 実は、このレスベラトロールは、その効果が、一旦は否定され、ブームも終わったのですが、どっこい、頑張って続けているベンチャー企業がありまして、

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 私たちは老化を逆行させる方法を理解するために幹細胞を研究しています。女性の卵巣から取り出した卵巣幹細胞を培養して何百万個もの卵子をつくることができます。今、女性が健康な赤ちゃんを産めるように、また遺伝病をいかにして治すかについて研究しています。

 OvaScienceというベンチャー企業を立ち上げ、新しい生殖医療や女性の卵子の老化を逆行させる研究をしています。今この企業は12億ドルの価値があります。
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と、いっております。

 元々は、1週間しかない酵母菌の寿命を延ばすことから始まった研究のようですが、かなり進化しています。(酵母菌って、意外と短命です・・・)

次回は、ラパマイシンです。


オールインワン美容食品「NMN ACTIVATOR」


主な成分:NMN,デキストリン,ナイアシン,トリプトファン,サイタイエキス,
マリアアザミ,冬虫夏草,ビタミンE,トコトリエノール,ビタミンC,グルコン酸亜鉛,

クロム酵母,セレン酵母,生酵素,酵母,コラーゲン・ヒアルロン酸生合成促成分



posted by エイジングレス at 20:48| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | エイジングレス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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